vol.15

筬島駅で遭遇した保線員と猟師。彼らのおかげで列車は安全に運行できるわけですから、感謝しなくては!

鉄旅通信

vol.15

こんにちわ! 編集部のSです。ご無沙汰している間に季節は冬となり、札幌はすっかり雪景色です。2013.冬号からまた北海道の魅力を皆さんにお伝えしていきます。皆さんから毎号いただくお葉書を何度もじっくりと読ませていただき、さまざまなリニューアル案を考えましたが、大きな変更とはならず戻って参りました。皆さんからの「今のままでもいいのでは?」というお言葉に甘えてしまいました…。しかし、北海道の出版社ならではの情報を発信しようという思いは創刊当時から変わっておりません。これからもよろしくお願いします!

次号2013.冬号は宗谷本線特集です。旭川から最北の稚内を目指す259.4kmの旅です。「寒い冬にさらに北へ行くなんて…」と思う方もいるかもしれません。他誌では夏の稚内を特集されがちですが、冬には冬の良さがあることを伝えたく今回の特集となりました。冬は冷えた体を温めてくれる温泉が恋しくなる季節ですから、沿線の温泉情報も掲載しております。取材中もいくつかの温泉を満喫させてもらいました。

今回は旅の話だけでなく、沿線11市町村の発展を垣間見る記事を掲載しました。昔は駅や駅前通りがにぎわしいのが当たり前の時代でした。その盛衰を現在の様子と比較した構成です。各市町村などから古い写真をお借りして、現在の様子を取材しに出かけましたが、今回は少々苦労しました。お借りした昔の写真に写る場所がなかなか見つけられないのです。建物や道路は変わっていることが多く、山や大きな木などを目印に見当をつけて探し回りました。昔の写真と風景を何度も照らし合わせて、その場所を特定できた達成感がいつしか快感に(笑)皆さんも古い写真を片手に、その場所を探しだす旅をしてみてはいかがですか?

筬島駅に訪れた際、列車とは違うレール音が近づいてきました。振り返ると小さなトロッコに人影が。すぐに保線員の方だとわかりましたが、よーく見るとひとりの手には猟銃が見えます。保線員は人間が容易に近づけないような山深いところで作業することもあります。そこにクマがいてもおかしくありません。クマと遭遇したときに保線員を守るための猟師が同行しているのです。自然豊かな北海道故の光景ですね。

冬の北海道は鉄道だけでなくすべての交通機関がマヒすることがあります。無理な行程は組まずに、余裕のある旅で北海道を楽しんでください。

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    下沼の駅舎内はきれいに清掃されていて、ベンチの前に学校の机がありました

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    小物などの装飾もかわいらしかったです(写真/上・右)

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    幌延駅には幌延町公式マスコットキャラクター「ホロベー」がお出迎え